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先輩社員03

先輩社員インタビュー

溶接工

タイ / ユオン

担当業務
タイ:鉄骨の溶接、超音波検査、外観検査
ユオン: 鉄骨の溶接
勤務歴
約1年
タカノ鐵工|タイ / ユオン

どのような業務内容に取り組んでいますか?

タイさん:
主な業務は鉄骨の溶接です。図面に基づいて切断・仮組みされた鉄骨部材を、指定された手順と品質基準に従って溶接し、一つの製品として完成させます。溶接が完了した箇所は、設計通りの強度と品質を確保できているかを確認するため、超音波検査や外観検査も担当。これらの検査を通じて、最終製品の信頼性を保証する役割を担っています。特に重要な接合部に行う「本溶接」は専門資格が必須であり、常に高い意識を持って作業に取り組んでいます。

ユオンさん:
鉄骨の溶接作業を主に行っています。工場内で、柱や梁といった鉄骨部材が図面通りに仮組みされた状態で渡されるので、それを指定された箇所、方法で溶接していきます。建物の骨組みとなる非常に重要な部分なので、強度や精度に細心の注意を払い、一つ一つの作業を丁寧に進めることを心がけています。溶接作業には専門の資格が必要不可欠であり、入社後に取得しました。現在は、経験豊富な先輩方の指導を受けながら、日々技術の向上に励んでいます。

やりがいや入社して変わった部分は何ですか?

タイさん:
最も大きなやりがいは、やはり給与が上がることです。特にAW(建築鉄骨溶接技能者)のような専門資格を取得すると、それが手当として給与に直接反映されるため、技術習得への意欲に繋がります。頑張りが評価されることは大きな励みです。また、自分たちが溶接した鉄骨が組み上がり、巨大な建築物の一部となっていく様を見るのも、この仕事ならではの達成感があります。社会の基盤づくりに貢献しているという実感も、やりがいの一つです。

ユオンさん:
日本で働くことで、母国ベトナムで働いていた時よりも格段に高い給料を得られることです。これが働く上での大きなモチベーションであり、やりがいとなっています。家族への送金も可能になりました。また、タカノ鐵工に入社してから、仕事に対する考え方や進め方が大きく変わりました。日本の現場ならではの安全意識の高さや、効率的な作業手順などを学び、以前とは違う視点を持って業務に取り組むようになりました。周りの方々が皆親切で、丁寧に仕事を教えてくれるので、安心して働くことができています。

過去に経験したことが今に活きていると感じることは何かありますか?

ユオンさん:
ベトナムでは自動車の修理工として働いていました。その際に溶接の経験は全くありませんでしたが、ナットを締めたりネジを回したりといった、工具を使った基本的な作業や細かい作業には慣れていました。その経験が、現在の溶接作業や関連作業において、多少なりとも役立っていると感じることはあります。しかし、溶接技術そのものは全くの未経験でしたので、入社後に先生役の先輩(社内で一番溶接がうまい方)から、基礎から丁寧に指導を受け、勉強しながら一から習得しました。

これから入社される方に向けたメッセージ

タイさん:
タカノ鐵工は、給料も比較的高く、休日もしっかりと確保されている良い会社です。周りの先輩方も皆親切で、働きやすい環境が整っています。溶接などの専門資格取得も会社が全面的にバックアップしてくれ、資格を取れば給料も上がります。努力がきちんと評価される会社なので、これから入社される皆さんも、一生懸命頑張れば必ず報われます。一緒に働ける日を楽しみにしています。

ユオンさん:
皆さん、一緒に頑張りましょう。タカノ鐵工は本当に良い会社だと思います。働く人たちは皆優しく、分からないことがあっても丁寧に教えてくれます。給料も母国で働くよりもずっと良いですし、休みもきちんとあります。安心して仕事に集中できる環境です。最初は慣れないこともあるかもしれませんが、心配はいりません。新しい仲間と一緒に働けることを楽しみにしています。